ルーレット赤黒の出現スピン数の発生傾向を検証#6

赤黒エリアの出現スピン数の発生傾向シリーズ、6回目です。

 

 

今回でこのシリーズは終了することとします。

 

 

その理由やシリーズの過去記事で取り上げたベットルールについて書いていこうと思うので、気になる方はどうぞ読み進めていってください。

 

 

 

 

シリーズ記事一覧

#1 #2 #3 #4 #5

 

 

プレイ結果

 

ゲーム種目:クラシックルーレット(ヨーロピアン)

 

ベッティングシステムモンテカルロ法

 

 

その1

 

損益結果:-240ロット

損益結果トータル:-293ロット

 

スピン数:1,000スピン

 

プレイ時間:約1時間~1時間半

 

損益推移

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前回に引き続きマイナス結果です。

 

 

288~296スピン目の間に3連続ではずれる事態になってモンテカルロ法の数字は9個も並ぶことになったものの、ベットするエリアが途中で変わりながらも10連続以上当たりが続いてプラスに向きました。

 

 

別に触れる必要もないことでした。

 

 

問題は757~774スピン目です。

 

 

757~764スピン目で2連続はずれ。モンテカルロ法の数字は8個。

 

 

766スピン目で1回当たりますが、その後767~773スピン目までに2連続はずれ。モンテカルロ法の数字は12個。

 

 

その後8連続で当たりとなりますが、その時点でモンテカルロ法の数字は3つ。左端が9、右端が11となりました。

 

 

790~792スピン目でまたもはずれ。右端は38。

 

 

ここで並んだ数字を3分割にしたのですが、左端で9となった時点で分割するか、8連続で当たりとなった最中に分割すべきだったか、なかなか判断が難しいところです。

 

 

左端が3、右端が13となった状態で、その後継続していきましたが、1回当たり、1回はずれ、3回連続当たり、1回はずれで以上の結果です。

 

 

モンテカルロ法の数字が12個並んだ後、どの時点で分割すべきだったか、あるいは分割せずとも良かったのか、はたまた根本的に別の問題か…と考える余地は様々ありすぎるわけですが、あえて分割しない場合のケースを検証してみました。

 

 

その1(検証版)

 

損益結果:-124ロット

損益結果トータル:-177ロット

 

スピン数:1,000スピン

 

プレイ時間:約1時間~1時間半

 

損益推移

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分割しない場合においても結果はマイナスなわけですが、分割した場合と比べると損失額はおよそ半分ほどとなりました。

 

 

やはり757~773スピン目までの、2連続はずれが立て続いたことが致命的だったと思います。

 

 

その2

 

損益結果:-184ロット

損益結果トータル:-477ロット

 

スピン数:710スピン

 

プレイ時間:約1時間

 

損益推移

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ベットルールを若干変えました。

 

 

根本的なところは変えていませんが、着目する点を変えてみたところ、一発目からマイナス結果になりました。

 

マイナスとなった原因は、689スピン目からです。

 

 

600スピン代に入ってから、4連続当たり、1回はずれ、4連続あたりと好調でしたが、1回はずれの後になかなか数列を減らすことができず、両端の数字が連続で大きくなるという事態に見舞われました。

 

 

689スピン目の時点で数列の左端が5、右端が11でした。

 

 

そこで1回あたりとなるも、数列は減ることなく左端が7、右端が16となり、直後691スピン目からのベットがはずれて右端が37に。

 

 

600スピン代中は当たり続けるだろうという根拠はありましたが、残念ながらその目論見ははずれて結果マイナスとなりました。

 

 

3連続マイナスとなって

 

これで3回連続マイナス結果となりまして、2倍配当エリアはやはりリスクに対する割がよろしくないです。というのが感想です。

 

 

マーチンゲール法にしてもモンテカルロ法にしても、リスクの上がり具合に対するリターンがしょぼいのと、複数のベッティングシステムを併用したリカバリーが難しいです。

 

 

3倍配当であるダズンエリアであれば、モンテカルロ法を主軸に、ココモ法でのリカバリーを行えますが、2倍配当で同じようにしてもそうはいきません。

 

 

2倍配当エリアでのモンテカルロ法と3倍配当エリアでのモンテカルロ法の違いについて、別の記事で言及してみようと思います。

 

 

ベットルールについて

 

さて、某発生数の結果に基づいたベットルールについて詳細を明らかにしようと思います。

 

 

#4において、

 

どうせベットルールを公開するなら、何度か試して検証して、「私自身これだけの結果を出すことができたので使ってみてください」「このベットルールでプレイする際、このようなイレギュラーが起こったりします。私の場合、このように対処しました」という感じにしていきたいと考えています。

 

と書きましたが、私の失敗を公開して、2倍配当エリアでベットし続ける方々に(公開しなくてもいいので)個人的に昇華してもらえればと考えています。

 

 

それでは、ベットルールの説明に入ります。

 

 

ベットルール その1

 

大まかな流れ

※100スピンで1セットとする

①開始直後100スピン(1セット目)は空回し

②今セット目で出現スピン数4以上の発生数が6以上となったエリアを選択

③②で選択したエリアの前セット目の出現スピン数4以上の発生数が8以上の場合、今セット目で出現スピン数4以上の発生数が6以上となった直後から1~3スピン目に対してモンテカルロ法に基づいてベット

④以降②~③を繰り返す。

 

 

各項目詳細

①開始直後100スピン(1セット目)は空回し

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②今セット目で出現スピン数4以上の発生数が6以上となったエリアを選択

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今セット目:

現在101~200スピンまでの間であれば、2セット目、201~300スピン目までの間であれば3セット目。

出現スピン数4以上の発生数が6以上となったエリアを選択。

表中では「高」エリアが該当するために選択。

 

③②で選択したエリアの前セット目の出現スピン数4以上の発生数が8以上の場合、今セット目で出現スピン数4以上の発生数が6以上となった直後から1~3スピン目に対してモンテカルロ法に基づいてベット

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②では2セット目で「高」エリアが該当していたため、「高」エリアの100スピン時点(表中では99スピン目)での出現スピン数4以上の発生数を確認。

出現スピン数4以上の発生数は9ということで条件に該当。

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今セット目(2セット目:101~200スピン)に戻り、出現スピン数4以上の発生数が6以上となった直後、表中では「高」エリアの156スピン目からモンテカルロ法に基づいてベットを開始。

 

④以降②~③を繰り返す

もしも今セットの終了時点で、どのエリアも出現スピン数4以上の発生数が8に満たなければ、次セットは空回しとする。

 

 

出現スピン数4以上の発生数の設定について

 

前セットの出現スピン数4以上の発生数が8以上で、今セットの出現スピン数4以上の発生数が6以上となったときにベットを行うか、についてですが、

 

#4で100スピンあたりの出現スピン数4以上の発生数を調べた際、平均値が6.37となったので、平均値の幅を6~7とすると、8以上で平均値を上回ることになります。

 

 

大数の法則を踏まえれば、100スピンあたりの出現スピン数4以上の発生数は6~7に収束する動きを見せるのではないか、ということで、前セットの発生数が8以上、今セットで発生数6以上となった直後からベットをするように設定しました。

 

 

モンテカルロ法の使い方

 

モンテカルロ法は人によって使い方が様々です。

 

 

あらかじめ数字を並べておく場合、

「1、1、1」

と並べたり、

「1、2、3」

と並べることがあれば、

「1、1、1、1、1、1、1、1、1、1」

と並べる場合もあります。

 

 

私の場合、「1、1」と1を2つ並べた状態から始めていました。

 

 

数字が1つになった場合は、残った数字と同じ分をベットします。

 

つまり、

「1」

となったら次にベットするのは「1」です。

 

 

すべての数字がなくなったとき、最初の数列から再スタートします。

 

 

ベットルール その2

 

これは本記事の実戦記録その2で用いたものです。

 

 

実を言えば見切り発車で行ったため、ベットルールの中身があまり定まっていない状態ですが、参考程度に載せておきます。

 

 

※100スピンで1セットとする

①開始直後100スピン(1セット目)は空回し

②今セット目で出現スピン数3以下の発生数が40~45以上となったエリアを選択

③②で選択したエリアの前セット目の出現スピン数3以下の発生数が45以上の場合、②で選択したエリアとは反対のエリアの今セット目の出現スピン数3以下の発生数が20以上となった直後から1~3スピン目に対してモンテカルロ法に基づいてベット

④以降②~③を繰り返す。

 

 

各項目詳細

①開始直後100スピン(1セット目)は空回し

その1と同様。

 

②今セット目で出現スピン数3以下の発生数が45以上となったエリアを選択

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表中では4セット目の381スピン目で「黒」エリアが出現スピン数3以下の発生数が45になっているため該当。

 

③②で選択したエリアの前セット目の出現スピン数3以下の発生数が45以上の場合、②で選択したエリアとは反対のエリアの今セット目の出現スピン数3以下の発生数が20以上となった直後から1~3スピン目に対してモンテカルロ法に基づいてベット

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表中では3セット目終了時点での出現スピン数3以下の発生数が45以上。

4セット目の381スピン目と合わせて「黒」エリアが条件に該当。

 

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4セット目に戻り、条件に該当している「黒」エリアとは反対のエリア、つまり「赤」エリアの出現スピン数3以下の発生数が20以上となっているため、今セット目で「黒」エリアの出現スピン数3以下の発生数が45となった直後の382スピン目から「赤」エリアにモンテカルロ法に基づいてベット開始。

 

④以降②~③を繰り返す。

もしも今セットの終了時点で、どのエリアも出現スピン数3以下の発生数が45に満たなければ、次セットは空回しとする。

今セットであるエリアが出現スピン数3以下の発生数が45となったとしても、前セット終了時点の出現スピン数3以下の発生数が45に満たなければ条件に該当しないものとする。

 

 

ベットルール その1と比べると、③がすごくややこしく見えたのではないでしょうか。

 

かく言う私自身、書いている時点で自分がいったいなにを書いているのかよく分からなくなっていました。

 

 

出現スピン数3以下の発生数の設定について

 

前セットと今セットの出現スピン数3以下の発生数が45以上、というのは、

 

#2で記載したグラフを見ていたとき、出現スピン数「1~3」の発生数が30から50あたりを行ったり来たりしていることが元となっています。

 

 

すると平均値は40あたりとなるように考えましたが、見た感じのイメージでは35~45を行き来するのではなく、40~50を行き来していることが多いように見えました。

 

 

そこで、出現スピン数3以下の発生数の基準値を45と定めました。

 

 

一応、10,000スピン分のデータで発生数45から50の出現数を調べてみたところ、50になるとなかなか出現せず、ひたすら空回しをすることになっていたため、徐々に発生数を下げていったところ、45以上が無難ではないか、ということで落ち着きました。

 

 

そしてベットするエリアが発生数45以上を連続で記録したエリアとは反対のエリアとしたのは、これまた大数の法則が絡んできます。

 

 

出現スピン数「1~3」の100スピンあたりの発生数は20を下回らないようです。

 

 

もし下回るとしたら、かなり稀な確率だと思います。

 

 

そこで、出現スピン数「1~3」の発生数が少ない、それこそ反対エリアとの発生数の差が2倍近くになっているのであれば、その差が埋まっていく現象が起こるのではないか、と考えました。

 

 

とはいえ、結局のところ2倍配当でのモンテカルロ法のリターンがリスクの割に合わない点とタイミングの悪さが相まってマイナスとなってしまいましたが。

 

 

これを損益プラスに昇華できる人が、私の知らないところで現れることを願って『ルーレット赤黒エリアの出現スピン数の発生傾向を検証』シリーズを終了したいと思います。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

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